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視点の上げ方、事業責任者や経営者に素早くなるには

Created
2021/5/4 3:29
date
2021/05/04
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視点の上げ方、事業責任者や経営者に素早くなるには
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著者
福島良典
福島さんのTwitter
 
今日もレターを返していこうと思います。
 
あと収益還元もどうやって参加するのかわかんないですけど、参加できることを信じてちょっと今日から毎日何か配信しようかなと思っています。
 
ネタを考えるのが大変なのでちょっとレターを返していくんですけど、選択されたレターが、
 
いつも聞かせていただいております。仕事において、今後自分が責任を負う範囲を機能からプロダクト、事業、経営と広げて行きたいのですかこのスコープを早く広げていくためにはどうすればよいと思いますか?
 
ありがとうございます。こういうメンバーとか社員がいる会社は非常に強い会社だなと思います。
 
プロダクトチームの中の実装する、まあBizDevなのかエンジニアなのかこれだけではちょっとわからないですけど、そういうことをやっている方なのかなと想像して答えます。
 
まずはですね、大局的な話と具体論の話に分けて話したいんですけど。
 
まず大局的な話で、プロダクトを作る人の視点。事業を作る人の視点。経営の視点。この3つで話します。
 

プロダクトを作る人の視点

 
まずわかりやすいプロダクトからいくんですけど、まず、プロダクトオーナー。これはほぼ事業責任者といってもいいのかもしれないですけど、あえて事業責任者というよりプロダクトを磨く人という意味において役割を考えると、プロダクトというのを一言でシャープに落とすと「これは、こういう人のこういうものを解決するプロダクトです」って言えますよね。で、そこを磨き込む人です。そこでめちゃくちゃ高い山を作ること。他のサービスや他のプロダクトでは得られない価値を徹底的に考え抜いて、それを作り込むっていうのがプロダクトを作る仕事です。
 

事業を作る人の視点

 
では事業を作るってどういうことかというと、良いプロダクトをフィナンシャルに成り立たせる。
つまり「これはこういったターゲットのこういったものを解決するプロダクトです」ってなった時に、どうやってユーザーを集めてこればいいか。そのユーザーをチャーンさせない、やめさせないためには何のKPIをみてどうチームを導いていけばいいか。あとは収益面ですね。フィナンシャルに成り立たせるために、どこにマネタイズポイントを置くか。あとはそれを決めたら実行しきる、数値を見る文化と組織を作りあげること。これも事業責任者の役割。
 

経営の視点

 
スタートアップにおいてはプロダクトオーナー=事業責任者=経営っていうのはあるんですけど、経営は何をやらないかを決めること
 
事業って制約を置かないと本当に無限に探索できてしまうので、この事業においてはこれぐらいのリスクを取って、これぐらいの赤字幅、許容幅をおいて、この顧客のこういった課題をこういった範囲の中で解決するものをこれくらいの期限で、単なるPLの数値じゃなくてKPIの数値を達成するということを決める。逆にそれ以外のことにリソースはアサインしない。やらない。
 
つまりやらないことを決めて、それに対する資金、人を集めてくる。あとは、パートナーとかBtoBのプロダクトでしたら初期の営業ですし、BtoCのプロダクトでしたら初期のマーケティングハック的なものも含めたマーケティング。これに必要なリソースを集めてくることが経営です。
 
というのが大局的な役割です。
 
で、このスコープを早く広げていくためには、手っ取り早く同じ視点に立つことですね。自分がプロダクト責任者じゃなくて今この会社の経営者だったら何をやらないと決めるか。どういうリソースを調達してくるかっていう観点で考える
 
自分が事業責任者だったらどういうKPIを設計していて、それに対してどういうアクションが評価されるか、評価されにくいかを考える。
 
プロダクトでいくと自分が責任者だったら、どういう磨き込みをするか、さっきのですねステイトメント、つまり「このプロダクトは誰々向けのこういう課題を解決するこういうプロダクトです」っていうのを徹底的に磨き込むためには何をするか。そういうステイトで動くこと。
 
つまり各々の責任者がどういう目標、どういう役割、どういうマイルストーンとかKPIで定量的にメジャラブルに、測れる指標でいくとこういうのを目指しているという視点を合わせて、それで動き続けると、間違いなく、きちんとあなたを抜擢する組織であればどんどん上に行くと思いますね。
 
で、組織がクソだなと思ったら、自分で始める。
 
そのための準備だと思って、大局としてプロダクトオーナーってなんだろう、事業責任者ってなんだろう、経営者ってどういう役割をどう執行すべきかみたいなところを意識して、見ていく数字、目標、チームを自分で考える。自分だったらこうする。
 
もしくは今の経営者ってこう考えているんじゃないかっていうのを想像する。もしくはもう聞いちゃえばいいですよね、ベンチャーだったら。どう考えてるんですかと。そこを擦り合わせて、それに合わせた行動を自分がすると、必然的にこの能力が身につくかなと思います。
 
※この記事は配信者の許可を得て公開するものです。