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大学生が起業するとしたら

Created
2021/1/22 17:13
date
2021/03/13
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大学生が起業するとしたら
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福島良典
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はい、続いてのご質問は。
 
資金力や技術力のない大学生が起業したい時に、何から始めれば良いでしょうか?今の段階で起業しようとしても、かなり分野が限られると思います。やはりまずはプログラミングにフルコミットするのが良いと思いますか?
 
ありがとうございます。そうですね。
特にやりたいこととか、自分に何かしらのスキルがない、めっちゃ営業力あるとか、めっちゃ資金調達能力あるとか、そういうのがない限りはプログラミングがもっとも今コスパの良いスキルなので、プログラミングをやるのをおすすめします。
 
でもそんなのは誰でも言えるんで。まあ分野が限られるというのは僕は嘘かなと思いますね。今も昔もいつも必ず若き挑戦者が大きな会社を作ってきたという事実があると。ただ確率はめっちゃ低いですよそりゃ。でもそれは、起業して成功する確率と、若い人が大きく当てる確率の違いなんて誤差みたいなもんなんで。まあつまりはそれだけ起業して成功するってのは難しいってことだと思うんですよね。
 
なのであんまり分野限られるとか、考えない方がいいかなと思います。
 
で、もうちょっと実践的というか、意味のある回答をしようかなと思うんですけど、技術力がないというのはまあなんとかしてくださいと。技術力つけてよと思うんですけど。まあ資金力がないというのは、最初はベンチャーは常に資金力ないんですよね。
 

資金力について

 
資金力は2つに限られますと。1つはエクイティのマーケット、いわゆる資本市場から調達してくる能力。これはVCからの調達とか、まあ自己キャッシュでもそうかもしれないですけど、自己キャッシュがない人がほとんどなんで、基本的にはベンチャーキャピタルから調達するっていうのが本道になるかなと思うんですけど、調達能力がある、もしくはそもそも顧客からお金をいただくと。
 
ビジネスの基本は資本市場から調達することじゃなくて、いわゆる財の市場と言いますか、何か顧客に提供して、そこから自分のコスト以上の対価を得る。そこで蓄積される利益から再投資していくというのがファイナンスマーケットのない世界を考えると基本なわけですよね。
 
で、あくまでファイナンスっていうのは1個のビジネスのユニットに対して、何かしらの資金的なレバレッジをかけることで、営業マンを増やすのか、広告を打つのか、プロダクトのラインナップを増やすのかとか、いろいろ手段はあるんですけど、リソースを投入することで拡大再生産的にビジネスを大きくするっていうのがファイナンスの意味なんですね。ってなると、資金力がないとか、技術力がないから起業できない、分野が限られるというのは極めて嘘なんですよね。常に無いと。常に無いところから始まるのがビジネスだって考えてみてください。
 

アービトラージを狙え

 
あなたの周辺で確実にアービトラージが狙えるものを得るっていうのがおすすめですね。たとえば、まあなんでもいいんですけど、メルカリでめっちゃせどりするとか、YouTubeとかInstagramで安くトラフィックを稼いできてそれを広告価値とかサブスク価値に変えるとか。何でもいいんです。努力したものがお金の価値に変わるような、それはプログラミングして受託みたいな開発をするっていうのも1つそうかもしれないですし、ただ労働以上の対価を得ないと継続できないわけじゃないですか。だから、比較優位なわけですよね。相手よりも自分の方が安いコストで何かしらの労働力なのか、相手が求めているリソースを安く提供できると。それがビジネスの基本ですよねと。
 
なのでまあそういうことを身近な中で探してやるのが良いんじゃないのかなと思いますね。起業なんて難しく考えずに、自分が得られる、アクセスできるリソース、それが自分の労働力なのか、学生だったらね、なんか高学歴の学生集めてきて就活マーケット作るみたいなことは昔からみんなよくやってましたし、まあ開発会社作るとかもそうですよね。あとせどりとか、自分でメディアを立ち上げるって人も今増えてますよね。YouTubeとかインスタが増えてるんで、そこに自分のブランド商品を立ち上げるみたいなパターンも出てきてますし、いっくらでもあると思いますよ、ビジネスのチャンス。
 
最初にやったビジネスが、なんだろうな、半永久的に会社のビジネスになるかというとそんなことはまったくないんで。楽天はコンサルから始まってますし、サイバーエージェントはクリックアド広告の代理営業から始まってるし、ライブドア(オン・ザ・エッジ)は受託開発から始まってるし、ソフトバンクはソフト卸ですよね、仕入れて売るっていうところから始まってるし。
 
だからなんだと。最初にやってる事業と成長させる事業と将来やる事業は全然違うものになるので、四の五の言わずにですね、自分の持てるリソースのなかで稼げることをやってみる。それがないなと思うなら、1番あなたが提供しやすいのは安い労働力なので、プログラミングを勉強して開発をするというのが多分もっとも簡単なビジネスなのかなあと個人的には思いますね。
 
なので何でもいいから、自分で顧客価値を作ってみて、そこで自分がその顧客価値を作り出すためのコストを上回る対価を得られるような仕事を1個1個していく。これが起業です。
 
資金調達とか、PMFとか、CPAがLTVがとかあれは起業の世界じゃないです。ただの数字の話なんで。
 
起業っていうのは、あなたしか見つけていない、あなただけがアクセスできるリソースで他の会社にそのリソースを使ってコスト以上の価値を生み出すと。そこにお金を払ってもらおうと。これが起業でありビジネスです。
 
なので難しく考えずにやってみましょう。
 
※この記事は配信者の許可を得て公開するものです。