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ピーター・ティールも投資する、知りたい情報の在処を即座に教えてくれるHebbiaがベータテスト中

日付
2022/04/11
私は読書が好きなのだが、唯一読書に不満があるとすれば、時間がかかることだ。
 
一言一句を読みたいわけではなく、たとえば経営者が書いた本だとすれば「離職率を劇的に改善した方法」であったり、「ものすごく儲かったビジネス」などについて言及されている部分を抽出して読みたい。
 
極端な話、周囲への感謝などはまったく読まない。もっと自分と関係があることを知りたいからだ。
 
そこで先日、こんなことを思い立った。
Twitterの反応を見る限り、一定の需要はあるように思える。
 
そこで、今回はこのニーズを解決してくれそうな海外スタートアップを紹介する。
 

テキスト検索を圧倒的に効率化するHebbia

 
Hebbiaは本の該当ページを教えてくれるサービスではないが、かなり画期的なことをしているスタートアップだ。
 
少しでもデスクトップリサーチをしたことがあれば共感していただけると思うが、知りたいことが書かれてある場所を探すまでにかなりの時間がかかる。慣れてくればある程度早くなるが、それでも目次を読み込んで当たりをつける必要はあるので、大変な作業であることには変わりない。
 
リサーチをする機会が少なかったとしても、随所でこの課題はある。
 
ドキュメントを抱えすぎて、〇〇さんの△△についてのデータが格納されたドキュメントがどれだかわからなくて無駄に時間を食うなんてことは日常茶飯事である。
 
そこでHebbiaの出番だ。
 
Hebbiaを導入し、検索バーに知りたいことを入力すれば、該当箇所をハイライトして答えを教えてくれる。
 
Image credit: Hebbia, 従来の検索体験との比較
Image credit: Hebbia, 従来の検索体験との比較
 
現在はベータテスト中なのですぐに導入することはできないのだが、素晴らしさの一端は伝わったのではないだろうか。
 
Hebbia創業者のGeorge Sivulkaは、創業のきっかけを以下のように語っている
 
私の友達の多くは一日中膨大な量の情報を読み込んでいる。銀行アナリストになって、1行か2行の情報のためにSECフォームを調べたり、ロースクールに行って、法律アナリストになって同じことをしたり... 彼らは雪崩のような情報に悩まされている。
 
同じ思いを抱えている人は日本にも大勢いると思うので、日本語対応した同様のサービスがあれば応援したい。